2007-10-20 鳥瞰 光をめざしてビルを上り、屋上にあと一歩の所から眺めた真夜中の新宿は、不夜城という言葉に似ても似つかないほどひっそりとしていて、雨雲の中にもぐりこむビルを眺めていると、資本主義とは程遠い幻想世界のようだった。 /// 風邪をひいた。 /// てっぺんから見る世界はどんなだろう。 それを知る人間など一握りもいない。