今朝嫌な夢を見て目覚め、
昔の嫌な夢を思い出し、
意外と簡単に前者が現実となったが、
後者だけは絶対に現実となってはいけない。


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純粋で美しいものに触れた


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やる



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朝。


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久しぶりに家の前のグラウンドに出てみる
赤茶の砂が懐かしい


小学生の頃は長期休暇になると「あされん」と言って友人たちとボールを追いかけていた
夕方は必ず一人でボールを蹴る時間をとるようにしていた
キャプテン翼があまりにも簡単にリフティングするのを見て、それがあまりに悔しくってめちゃくちゃ練習したのを覚えている
だからリフティングだけは驚くほど上達した
ドリブルも少しうまくなった
親父には「練習の虫だな」と言われていた、今でも意味がよくわからないけど


サッカークラブのコーチはその秘密特訓を知ってか知らずか、4年生の頃はCチームだったのに6年生のときにはAチームに入れてくれた
でも実際の試合じゃあんまり使えなかった
トラップが苦手だった
リフティングのようにはいかなかった


「多摩FC」という市内選抜チームに入ることが、一つの勲章みたいなものだった。「サッカーがうまい」友達はみんな入っていたから。
何度もセレクションを受けたけどいつも駄目だった
最後のチャンスだった6年生のセレクションに落ちたときは、家に帰って大泣きした


学校の成績は良かった
でもそれは皮肉みたいなものだった
もちろん良い成績をとることは自慢だったし、成績表が返ってくるのがいつも楽しみで仕方なかった
でも小学生のときはサッカーが全てだったから、「この才能がぜんぶサッカーの才能だったらよかったのに」と小学生なりに世の中に矛盾を感じていた


その後、高校まで続けたけど、「リフティングがうまくて、ドリブルも少しだけできるけど、試合じゃ使えない」ことはあまり変わらなかった


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朝日が最高に気持ちいい